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知財検定の対策公認セミナー,盛況の初開催
 [2004/02/10]


 「知的財産検定対策公認セミナー」(公認:知的財産教育協会,実施:日経BP社)の第一回目が,2月9日〜10日の2日間,東京にて開催された。初日は特許について,2日目は意匠・商標と著作権についての講義が行われ,2日目の最後には修了試験が実施された。
 初開催となる今回は,約300人の受講者が,会場の海運会館2Fホール(東京都千代田区)を埋め尽くし,弁護士や弁理士の講師陣の講義を熱心に聞き入った。初日の特許分野の講師は,酒井宏明弁理士(酒井国際特許事務所)および鮫島正洋弁護士・弁理士(松尾綜合法律事務所)であり,2日目の意匠・商標分野の講師は香原修也弁理士(特許業務法人 香原・藤田特許事務所),著作権分野の講師は市村直也弁護士・弁理士(橋元綜合法律事務所)である。
日経BP社は会場の定員の制約により,1月末に受講申込みを締め切り,申込者のほぼ全員がセミナーに参加した。なお,今回のセミナーは,知的財産検定(2級)の対策となる公認セミナーと位置づけられている。

製造業,金融,研究機関などが団体受講
 全体で約300人の受講者のうち,個人申込みは約200人で,法人による団体申込みは約100人である。団体として申し込んだ法人には,味の素,キヤノン,東芝,パイオニア,三菱重工業のような製造業,東京三菱銀行,日本政策投資銀行,シティバンクのような金融業,ソフトバンクやテクノロジー・アライアンス・グループのようなサービス業,独立行政法人産業技術総合研究所のような研究機関が含まれる。
 2日目の講義を担当した香原氏によると,「受講生は非常に熱心で,的を射た質問をされる方もいて,受講者の質の高さを感じた。知的財産分野の人材評価の指標として,知的財産検定が定着していくことを期待したい」と語る。

「問題発見能力が身につき,勉強意欲が高まった」
 受講者の一人(経営企画部門の管理職)は,対策公認セミナーの効用についてこう話す。「一流の講師陣から,実務を想定したケーススタディの講義を聞いて,知的財産に関する問題発見能力を身につけるのに役立った。特に,商標と不正競争防止法,意匠と不正競争防止法といった具合に,1つのケースで複数の法律にまたがる分野の扱いについて,これまで明確に意識していなかった部分を,きちんと整理できた点は,大きな収穫だ。受講生の熱気に触れ,3月の第一回検定に向けた勉強意欲も高まった」。
 知的財産検定(2級)の第一回検定は,3月7日に東京(明治大学駿河台キャンパス)で実施される予定である。また,対策公認セミナー(2級)は,4月13日〜14日,4月22日〜23日,5月10日〜11日の実施が予定されている。
(村中敏彦=日経BP知財Awareness編集委員)

知的財産検定2級対策公認セミナーが初めて開催され,約300人の受講者が会場を埋め尽くした。


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